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骨が細い、薄い、軟らかい、硬いなどの理由でインプラントを諦めた方、歯科医に断られた方、
そして、インプラントの手術が怖くて受けられない方へ。
私たちは骨を出来るだけ削らないテクニックを用いてインプラント治療を可能にする歯科医師の集まりです。

インプラントのリカバリーとは

医療に完璧はあり得ませんが、トラブルに対してすぐに対応できればどうでしょう。それほど困ることはなくなりますよね。
インプラント治療の場合には、何らかの原因でインプラントが抜けてしまっても早期に咀嚼機能と見た目の回復が行うことができれば患者さんが困ることはなくなります。今日はその一例について紹介したいと思います。

インプラントブリッジ

インプラントを土台として失った歯を蘇らせる方法です。例えば連続した4本の歯を失った時には2本のインプラントを植立して土台としブリッジにすることで4本分の歯を蘇らせることができます。咀嚼効率という観点からは4本のインプラントを植立してそれぞれに単独の被せ物を装着するほうがデンタルフロスを使うこともできるので優れていますが、費用面や骨の状態によってはインプラントブリッジを選択することもあります。このような時に1本のインプラントが抜けてしまったら土台が1本になってしまいブリッジを支えることが出来なくなります。そのような時にもインプラントオーバーデンチャーで早期に噛めるようにする方法があります。

TUMシステム

この模型は前から4番目と7番目にインプラントを植立してインプラントブリッジにしていたものです。4番目のインプラントが抜けたためブリッジを外して7番目の土台部分(アバットメント)をインプラントオーバーデンチャー用アバットメントに取替えたものです。1本のインプラントだけで4本分のインプラントオーバーデンチャーを支えようとするとインプラントを中心にして回転してしまいます。そこで、インプラントオーバーデンチャーの回転防止を目的としてアームを取り付けます。アームは3番目の歯(犬歯)にすっぽりとはまるようになっています。

リカバリー後の画像です。アームは歯肉色のため目立ちません。この方法であればインプラントが抜けた場合でも早期にリカバリーが可能です。再度、インプラントブリッジにしたい場合には抜けた部分の骨が再生する半年から1年後にインプラントを再埋入すれば可能になります。

気になる方はOIA登録医院にお尋ねください。
TUMシステムに関する研修会も株式会社エイペックスメディカが行っているのでご興味のある歯科医師の方はお気軽にお問い合わせください。
直近の開催日:2023年4月23日(日)東京

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